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はいさ~い!~part10~

皆さんこんにちは!
株式会社オンファービスの更新担当、中西です!

 

さて今回は

~泡盛~

ということで、泡盛の歴史や製法、特徴、そして沖縄文化との関わりについて、じっくり掘り下げていきます♪

 

沖縄といえば、美しい海、独特の文化、そして「泡盛」。古くから沖縄の人々に親しまれてきたこのお酒は、単なるアルコール飲料ではなく、琉球王国の歴史や交易の足跡を映し出す「生きた文化遺産」でもあります。

「泡盛って普通の焼酎と何が違うの?」と思う人も多いかもしれません。でも、泡盛には他の焼酎にはない独自の製法や味わいの特徴があり、沖縄の風土や歴史と深く結びついているんです。


1. 泡盛の歴史——琉球王国から続く伝統の酒

① 泡盛のルーツはタイ!?

泡盛の起源は、15世紀ごろの琉球王国時代にさかのぼります。当時の琉球王国は、中国や東南アジア、日本(薩摩藩)などと盛んに貿易を行い、その中でタイ(シャム)から伝わった蒸留技術が泡盛のルーツになったとされています。

  • 14〜15世紀頃、琉球王国の商人がタイへ渡り、「ラオロン」という米焼酎の製法を学んで持ち帰った。
  • これが、沖縄の気候や文化に適した形で改良され、独自の蒸留酒「泡盛」として発展。
  • 当時、琉球王国では「首里三箇(しゅりさんか)」と呼ばれる首里の3つの村(赤田・崎山・鳥堀)で泡盛の製造が始まり、王族や貴族向けの高級酒として発展

② 江戸時代は「琉球の名産品」として全国へ

1609年、薩摩藩(現在の鹿児島県)が琉球王国を支配下に置いたことで、泡盛は日本本土にも広まります。

  • 薩摩藩の役人や武士たちは、泡盛の風味を気に入り、「琉球名産」として重宝した
  • 江戸幕府に献上されるほどの高級酒となり、「琉球の泡盛は日本随一」と評されることも。
  • 江戸時代には、現在も有名な「久米仙」や「瑞泉」などの老舗泡盛メーカーの原型が誕生。

③ 戦争で壊滅→戦後の復興

第二次世界大戦では、沖縄の泡盛文化も壊滅的な打撃を受けます。

  • 沖縄戦で蒸留所の多くが破壊され、原料の米も不足。
  • 戦後、アメリカ軍の統治下で泡盛造りが制限された時期もあったが、沖縄の人々の努力で復活
  • 1972年の本土復帰後、泡盛の生産は安定し、国内外へと広まっていく。

今では、沖縄だけでなく、日本全国や海外でも愛される存在に!


2. 泡盛の特徴——普通の焼酎とはどう違う?

① 原料は「タイ米(インディカ米)」

泡盛の最大の特徴は、原料にタイ米(インディカ米)を使用すること

  • 焼酎は一般的に国産の米や麦、芋を使うが、泡盛は昔からの伝統でタイ米を使用。
  • タイ米は粒が長く、発酵時に独特の風味が生まれる。
  • これが泡盛特有の「コクのあるまろやかな味わい」につながる。

② 黒麹菌を使うことで、独特の深みが生まれる

泡盛は「黒麹菌(くろこうじきん)」を使って発酵させるのが特徴。

  • 焼酎に使われる「白麹菌」よりも、黒麹菌はクエン酸を多く生成し、酸味が強くなる
  • これにより、沖縄の高温多湿な気候でも腐敗しにくく、長期熟成に適した酒ができる
  • そのため、泡盛は「古酒(クース)」として熟成させる文化が発達している。

③ 一度の仕込みで100%発酵(全麹仕込み)

焼酎は、麹と水を分けて仕込む「二段仕込み」が多いのに対し、泡盛は最初から麹を100%使う「全麹仕込み」

  • これによって、発酵がスムーズに進み、香り高くコクのある味わいになる
  • また、糖分が少なく、比較的スッキリとした後味になるのも特徴。

④ 熟成させるほど旨くなる「古酒(クース)」文化

泡盛は、寝かせれば寝かせるほど、味がまろやかになり、独特の芳醇な香りが生まれる

  • 3年以上熟成させたものを「古酒(クース)」と呼ぶ。
  • 100年以上熟成させた古酒もあり、琉球王国時代から伝わる貴重な文化の一つ。
  • 昔は結婚や子どもの誕生を祝って泡盛を仕込み、大切な日に開ける「家宝」としても扱われていた。

3. 泡盛と沖縄の暮らし——文化との深い結びつき

① お祝いの席には必ず泡盛!

沖縄では、結婚式や新年会、豊年祭など、祝い事には必ず泡盛が登場します。

  • 特に、乾杯の際には「カリー!」(沖縄方言で「乾杯!」の意味)と掛け声をかける。
  • 旧盆の先祖供養では、仏壇に泡盛を供え、家族みんなで飲む。
  • 大切な人への贈り物として、泡盛の古酒をプレゼントする文化も。

② 泡盛の飲み方いろいろ

泡盛は、いろんな飲み方が楽しめるのも魅力。

  • 水割り・お湯割り:まろやかで飲みやすくなる。
  • ロック:香りやコクをダイレクトに感じられる。
  • カクテル風:シークワーサーやソーダで割ると、さっぱり爽快!

特に、沖縄では水割りが一般的で、「泡盛はゆっくり楽しむお酒」として親しまれています。


4. まとめ——泡盛は「沖縄の歴史と文化が詰まった一杯」

泡盛は、ただの酒ではなく、沖縄の歴史・文化・人々の暮らしと深く結びついた特別な存在です。

琉球王国時代から続く長い歴史を持つお酒
黒麹&タイ米を使った独特の製法が特徴
熟成させるほど旨くなる「古酒(クース)」文化
沖縄の祝い事や日常に欠かせない存在

泡盛を飲むことで、沖縄の歴史や風土に思いを馳せることができる。そんな魅力を知ると、一杯の泡盛がもっと特別に感じられるはずです!

 

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